世界に目を向けたとき、高い演技力と表現力の両方必要。だから2つの留学を選びました
新井美咲さん
(10週間・一般英語コース+サーカス/エアリアルコース)
- まずは簡単に自己紹介してください。
- はい、新潟県出身で現在ホームズグレン校で一般英語、NICA(National Institute of Circus Arts)という国立のサーカス学校で空中技を10週間の期間で学んでます、新井美咲です。
- サーカスですか?珍しいですね。
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そうですね、もともとは子供の頃からダンスが好きで、ずっと習っているうちに教える側にもなったんですね。
そんなある日、たまたま観た「ゼット」というサーカスにすごく感動して、興味がそちらへと移っていきました。ちょうど、何か新しいことやりたいなって思ってた時期だったんです。その後、東京でエアリアル・アーティスト(空中演技)としてステージデビューし、3ヶ月タイで、昼間はインストラクターとして演技を教え、夜はサーカスショーに出演していました。
- プロデビューし海外公演までしたのに、留学に踏み切ったキッカケは?
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実はタイ公演中にケガをしてしまい、4ヶ月ほどサーカスを休みました。やっと復帰できる頃になって、あらためてサーカスの技を学んでみたいと思いました。
英語も一緒に勉強しようと思ったのは、世界中から集まったサーカスのメンバーともっと上手にコミュニケーションが取りたかったのと、オーディションをはじめ、国際舞台で自分を表現するためにも、英語が出来なければ始まらないと実感したからです。
急に留学を思い立って調べてみたら、入学まで時間がなくて突然忙しくなりました(笑)
- どうしてメルボルンにしたのですか?
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メルボルンにNICAがあることは前から知っていて、カナダにもあるんですが、10週間のショートコースがあったのがメルボルンだったんです。
インターネットでメルボルンの留学について調べているうちにインジョイのウェブを見つけました。時間がなくて焦ってていろんな質問をたくさんしたのですが、親身になって細かく答えてくれて、短時間でも無事に留学を開始することができました。
英語のほうは、インジョイのオフィスがあるホームズグレンにしたので、何か困ったことや質問があったら、休憩時間にも顔を出せて便利でした。
- 実際の生活はどうでしたか。一日の基本的な過ごし方を教えてください。
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朝9時から1時まで、途中30分の休憩をはさんで英語を勉強した後、学校の中にあるジムに行って体を整えます。ケガを経験し、ストレッチとか、体のコンディションには特に気をつけるようになりました。
それから学校の構内から一歩出たところにある学生アコモデーションに戻って、食事や着替えなどをして、夕方からサーカスを学びにNICAへ向かいます。
こちらではトランポリン、ジャグリング、タンブリング、チャイニーズポールとかいろんなコースがあるんですが、私は自分の専門のエアリアルをやってます。夕方6時から8時半の授業です。ここでは教室での授業はなく、ずっと体を動かしてますね。
生徒はオーストラリア人が多いですが、私みたいに海外からの生徒も数人います。そして家に戻って10時くらいになって、学校の宿題やメールチェックをしてるとあっという間に一日が終わります。
- 2つの留学だけあって、忙しそうですね。
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はい、本当に忙しいです!(笑) そして、とっても充実してます。
自分と向き合えてるっていうか、本当に自分のやりたいことに集中できてる気がします。気がついたら友達もたくさん出来たし、言葉以上に学ぶことも多いし、やっぱり留学を選んでよかったと思います。
- 留学にあたってインジョイを選んでよかったですか。
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はい、もちろんです! 焦っていろんなところに打診しましたが、インジョイにして、いちばんスムーズに自分の行きたい道、方向にたどり着けたと思います。
安心感があったし、何よりも、愛をいっぱい感じました。(笑)
- 最後に今後の夢を聞かせてください。
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もっと英語を上達させたいし、自分の夢、サーカスでのキャリアを海外で追求していきたいですね。
NICAには3年の大学コースもあって、サーカスで学位が取れるんです。できればそれにも挑戦したいんですが、入学するには英語レベルのハードルも高いので、どちらもさらに頑張りたいです。
この10週間で得た経験や自信をバネにして、これからもいろんなことに挑戦していきたいです。
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華やかな反面、少しの気の緩みが大ケガにつながる真剣勝負のサーカスのエアリアル演技。
肉体的にも精神的にも過酷な試練を乗り越えてきたはずなのに、普段はそれをまったく感じさせない優しくておっとりした雰囲気の美咲さん。
これからもずっとずっとエールを送り続けていきたいです!