英語力ゼロだった自分が、現地で車を購入してこれから大陸を周ります!
藤本泰史さん
(20代・2013年2月に到着・ワーホリで個人留学)
- まずは簡単な自己紹介からしていただけますか。
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はい、岡山県出身で、19歳から7年近く社会人経験をいろいろ積んで来ました藤本です。
専門学校でパソコンの勉強もしたけど、自分は根っからのアウトドア派で、オフィスよりいつも外で働いてました。
今回、ワーホリで来ましたが、英語がまったくできないので、まずは10週間の英語コースで勉強中です。
- そんな藤本さんが海外を目指したきっかけは。
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社会人になってすぐに初めて海外旅行でハワイに行って、世界の広さを実感しました。
そこから海外への興味が一気に広がって、何度か海外へ小旅行をしました。
そのたびに、一度海外に住んでみたいと思うようになったのがきっかけです。
- 海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は。
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住むとしたらやっぱりワーホリかなと思って、いろいろ調べているうちに、オーストラリアかカナダが候補に残りました。
高校時代の友達でオーストラリアのメルボルンに留学経験のある子がいたので相談したところ、彼女が留学したときにお世話になったここのオフィスを紹介してもらいました。
- 具体的にはどう行動を起こしましたか。
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その友達からインジョイのメールアドレスを聞いて、携帯で「はじめましてメール」から始まって、メールでの1年以上のやり取りが始まりました。
「メルボルンの冬は結構寒いんですか」とか、たわいもないメールに根気よくつきあってもらいました(笑)。
その100回近くにおよぶメールのやり取りの中で、英語がまったく話せない自分は、まずは学校に行って基礎の会話力をつけようということになり、学校の申し込みやホームスティの手配もお願いしました。
- それから海外出発までの準備はどうでしたか。
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実は今回のワーホリ計画は、高校時代からの親友と一緒に計画していて、2人ともがきちんと身辺整理してお金を貯めて出発するには結構時間がかかりました(笑)。
調子よく貯金できるときもあれば、全然たまらないときもあって、いつになったら出発できるのか不安なときも多々ありました。
でもメールで、「きちんとお金を貯めてから来ないと苦労するよ」と何度も説得され励まされて、焦る気持ちを抑えてなんとか頑張れました。 結局、決意してから1年半近くかかったと思います。実際の準備、学校の入学手続きやホームスティ、空港への出迎えはすべてこちらでやってもらったので、自分で準備したのはビザと航空券だけでとても楽でした。大変なのはお金を貯めることだけでした(笑)。
- 実際に来てみて、感想は。
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メルボルンが住みやすい街とは聞いていましたが、本当にそうでした。
真夏に到着したのですが、暑くても湿気のないカラッとした気候が気に入りました。
それから、人がとても親切で人なつっこいですね。それにとても救われていると思います。
- 英語はどうですか。
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英語は全くというほど勉強してなくて、中1の1学期で終わってますね(笑)。
でも、さっき話したように周りの人に恵まれているせいでなんとかなりました。英語のクラスもレベル1っていういちばん下のクラスでしたが、それでも自分には難しいし、宿題の範囲もわからないこともあるけど、先生やクラスメートが優しくて楽しかったです。
自分が机に座って勉強しているのがすごく新鮮でした(笑)。ただ、実際に銀行口座を開いたり、仕事を探したり、車を買ったりとかは、さすがに英語ができない自分だけでは何とかならなかったです(笑)。
インジョイのスタッフがすべて手伝ってくれました。
- 車を買ったのですか
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そうなんです。これは当初から友達と計画してて、これからワーホリらしくオーストラリア各地を回って行くつもりです。メルボルンよりもずっと田舎の農場で働く予定です。しっかり働いてまたお金を貯めないといけません(笑)。
それにはどうしても車が必要で、予算も英語力も限られてる僕らには、かなり高いハードルでした。ウェブの写真だけで判断すると失敗しますよ(笑)。
実際に車を見に行って、値段交渉して、受取方法を決めて、車の保険や名義の変更とか、日本でも複雑なことを海外で英語でやるわけなので、もうスタッフの方々には本当にお世話になりっぱなしでした。自分たちだけでは何もできなかったと思います。
おかげで念願のマイカーをゲットすることができました。
- これからインターンシップを考えてる人に何かアドバイスはありますか。
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来れば何とかなる!って言いたいけど、やっぱりお金はある程度貯めてから来ないと苦労しますよ(笑)。それから、やっぱり少しは英語もできると楽かな。
でも、英語やお金が十分じゃなくても、ここにいるスタッフや周りが支えてくれるから、甘えすぎはダメだけど、やっぱり何とかなる!と言いたいですね。
苦労はすべていいお土産話になりました。日本で困ってる外人をみたら、これからは助けてあげられる自分になりたいです。
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高校時代からの親友と二人三脚で、念願の海外生活を出発した泰史さん。
1年以上のメル友としてお付き合いした後に本当に来てくれてうれしかったです。
ラウンドの旅、気をつけて行ってらっしゃい!