マリコラム

2014年04月04日(金)

花の咲かない日は。

autumn

 

インラインスケートを始めたのは、

確か今から4年ほど前、

40℃を超える日が続いた猛暑に、

逃げ場を求めてアイススケート場に

駆け込んだのがきっかけだった。

 

滑ってみると意外に楽しくて、

練習用にローラーブレードを買った。

アイスリンクに行かなくても手軽に滑れる。

そのうち、ただまっすぐ滑るのに飽き足らず、

ジグザグ、回転、座ったり、つま先立ちしたり、

いろんな技に挑戦し始めた。

 

そのうち仲間で倉庫を借りて練習したり、

講習会を開いたり、遠征合宿したり、

日本でも同じ趣味の人を探して一緒に滑ったり、

ますますハマッていった。

 

おかげで、いつも体は青アザだらけ。

まるで小学生時代に戻ったようだ。

ひざ小僧のカサブタにも数十年ぶりに再会した。

 

ケガを重ねて、成功した技は自分の勲章で、

汗を流しながら、出会った人脈は自分の宝だ。

 

ここで私の趣味を長々と紹介するつもりはないけれど、

ただ、最近痛感したことがある。

 

それは、全然ケガをしなくなったということ。

上達したから、と言いたいけど、そうでもない。

確かに以前に比べて、

無駄にコケたりはしなくなった。

ケガをしないコツもつかめたかもしれない。

 

ただ、一番の理由は、

新しい技に挑戦してないからだ。

 

難しいことに挑戦しなければ、

ケガをすることもない。

それはスポーツを離れても同じこと。

 

真剣にぶつかればぶつかるほど、

跳ね返りも強い。

 

誰かを信じて、何かを信じて、

真剣に向き合えば、向き合うほど、

それに答えてもらえなかったときは

傷も深い。

 

それでも、

失敗しながら、傷つきながら、

また立ち上がって

挑戦してみる。

 

それを繰り返さないかぎり、

本当の強さは、

また立ち上がるときの筋肉は

作れないんじゃないか。

 

傷ついたのは、それだけ自分が真剣だった証拠。

真剣になれただけ、人としては成長してるはず。

少なくとも、人の痛みがわかる人間に近づいてる。

そんな自分をほめてあげればいい。

 

自分のやることすべてが

うまくいかないように思えるときもある。

 

すごく練習したのに、努力したのに、

勉強したのに、結果は出なかった。

あんなに頑張らなければ

こんなに落ち込むこともなかった。

結果が同じなら、努力しないほうがよかったのか。

 

いやそうじゃない。

 

 

寒い冬を耐えて、桜がきれいに咲いている。

でも自分は全然咲けていない。

つぼみのまま散っていくような気がさえする。

 

そんな、花の咲かない日は、

1ミリでも2ミリでも

地下に根を伸ばせばいい。

 

自分の尽くした分だけ、

きっと根は深く下に伸びている。

花のように人目にはつかないけれど、

根っこは地味に伸びている。

いつか咲く日のために、

不動の自分をつくるために、

静かに確実に。

 

 

最近、あんまり痛い思いをしていないなら

問いかけてみよう。

今、自分は何かに挑戦しているか、と。

 

 


このページの情報

投稿日時:2014年04月04日(金)9:25 AM

最近のエントリー

お問い合わせはこちら

↑ページ上部へ戻る

お問い合わせ・お申込み

Phone:+61 (0)3 9209 5722
Fax:+61 (0)3 9209 5708

お問い合わせはスカイプでも受け付けております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

c/- holmesglen Moorabbin Campus
488 South Road
Moorabbin,VIC 3189 Australia
Ph:+61 (0)3 9209 5722 Fax:+61 (0)3 9209 5708

Copyright(c) engjoy Australia All rights reserved.