マリコラム

2013年11月26日(火)

隠しちゃダメ、出さないと!

DSCN2970 

メルボルンの有名な観光地、フィリップ島にて学生たちと

 

 

ジムやプールなどの更衣室で着替えるとき、

あなたは堂々と服を脱ぐ派?

それとも、必死で隠す派?

 

このコラムによく登場するジムだが、

今朝、ジムの更衣室で気がついたことがある。

 

着替えるときに、人はこのタイプに二分すること。

誰に見られようと平気なタイプ。

視線を気にして隠しながら着替えるタイプ。

 

平気タイプには、さらに上級がいて、

どちらかというと見てほしいタイプ。

その人たちは自分の体に自信を持ってて、

それ相応の肉体も持ってる。

他人の視線を気にするどころか、むしろ糧にしている。

 

 

これはもちろん女性更衣室での観察で、

男性更衣室のことはわかりません。アシカラズ!

 

さて、私はここで何を思ったか。

 

それは私が留学中の学生に、おそらく一番よく聞かれる質問、

「どうやったら英語を話せるようになりますか」

の答えを垣間見た気がしたのだ。

 

英語を話す、というのは極論すれば、声を出すことなので、

英語の知識さえあれば誰でもできる。

流暢にカッコよく話せることを念頭におくからいけない。

 

残念ながら、英語力は宇宙戦艦ヤマトじゃないので、

ワープできないのだ。(ちょっと古いかな….)

今ある英語力を全力で引き上げていくしかない。

だから、今ある力を全力で出せないと何も始まらない。

 

自分の英語はひどいから、もうちょっと分かったら話してみる、

とか言ってる人は、

自分の体はひどいから、もうちょっとマシになってからジムに行く、

と言ってるのと同じだ。

 

だから自信のある人は強い。

他人からどう見られようが、思われようが、

自分が自分を信じてるから、関係ない。

武者小路実篤の名言、

「見るもよし、見ざるもよし、されど我は咲くなり」の精神だ。

 

自信を持ってる学生は、英語を頑張って話す。

間違っても大丈夫、真剣な人を誰もバカにしないってことも知っている。

それをどんどん繰り返すから、英語もだんだん磨かれていく。

 

自信のない学生は、その逆で、習った英語も使わないまま錆びていく。

英語を話せるのは、特別な力を持った人たちで、

自分には無理だと決めて込んでいる。

 

まるで、ジムの更衣室で目にしたように、2つのタイプに分かれていく。

 

だから、最近私はこう答えている。

「英語が話せる人、話せない人なんていない。

いるのは、英語を話す人と話さない人で、

両者の違いは、能力ではなくて、選択の違い」 と。

 

そしてその選択の決め手になるのは、自信だろう。

 

どうか自分を信じてみてほしい。

他人からどう見えるかよりも、自分がどうあるかのほうが

ずっとずっと大切なんだから。

 


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投稿日時:2013年11月26日(火)3:14 PM

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