2012年07月12日(木)
ビクトリア州最北の町 エチューカに行ってきました!
日本は梅雨明けを迎える時期ですね。
こちらはベットから出るのがつらい冬です。
でも、せっかくの冬休みなので、ちょっと遠出して、エチューカまで行ってきました。
メルボルンを北上200キロ、お隣のニューサースウェールズ州との州境にある町。
ちなみにメルボルンがある州は『ビクトリア州』といいますが、
この町を流れるオーストラリア最長の川、マレー川が州の境になってます。
『エチューカ』っていうのは、アボリジニー語で『水の集まる場所』って意味なんですって。
蒸気船の汽笛がどこからか聞こえてきて、
マークトウェインの世界を思わせる川の町、エチューカ。
川沿いには、タイムスリップしたみたいに昔ながらの鍛冶屋さんや木工屋さんが並んでて黙々と働いてます。
観光客用に幌馬車が表で待ってて、 蒸気船の乗船チケットの窓口には、中世のビロードのドレスを着た売り子さん。
この蒸気船乗り場一帯は、オーストラリアの開拓時代の時代村になってて、ぶらぶら1人で歩いても退屈しません。 もし歴史に興味があれば。
その一帯を抜けて、さらに川沿いを歩いていくと、面白い風景に出くわします。
それは、川の上に無数に浮かぶお家(!)
キッチンやリビングが窓ガラスから見えます。
冬休み中なので、ボートの中に食材を運んでる家族連れもいますねぇ。
あ、すいません!怪しいものではありません!(早足)
これがエチューカ名物、『ボートハウス』。
18歳以上なら誰でも運転できるらしいですよ。
歴史の小道の他にも、ショッピングストリートは健在で、
なかなかおしゃれな洋服、小物のお店もあって、買い物も楽しめました!
カフェラテだってメルボルンと同じくらい上質(って上から目線ですか)。
おすすめのカフェは町の玄関口にあるビーチワース・ベーカリー。
ここではお店のワイヤレスも使えるし、ラテの味に加えて、焼きたてのパンをはじめ食事も充実してます。建物も天井が高くて日差 しも温かく、なにせ大きな建物なので、何時間でも過ごせそうです。
というわけで、エチューカ、正直ド田舎(!)としか聞いてなかったので
予想を多いに上回る楽しさでした。
長くなるので、ハショリましたが、ローカルの人たちも優しくて話し好き。
「観光? ラッキーガールね!」と何度言われたことか。
メルボルンからは電車で一日2本ほど出てるかな。
車だと3時間半の北上ドライブです。
Mariko Yoshikawa
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