2014年09月18日(木)
きもの
日本の伝統的衣装、きものって素敵ですね。
私は子供の頃からきものが大好きで、機会があれば着ていましたが、自分では着付けができないのでいつも母にお願いしていました。
その内、自分で着れるようになりたくて着付け教室に通うことに。。。教室はとても楽しくて、着付けを学ぶ内に、前よりももっともっときものが好きになってました。教室で出会ったお友達と毎月きものを着て食事やショッピングに出かけたりして、きものライフを楽しんでいましたよ~。
きものの何が楽しいかと言うと、見た目の美しさはもちろんですが、それを通して知る日本文化や習慣の奥深さ!
私は常に、日本の文化や習慣って奥が深くて洗練されていて「日本人ってやりますな~!」と感心したり、誇りに思ったり。昔から家にあった「冠婚葬祭入門」の本なんて、いろいろ読むだけでも楽し~!
でも、メルボルンに来てからは、きものを着る機会がめっきり減ってしまいましたね。残念
こちらでオージーの人達や、日本人でもきものをきちんと着ていないのを目にすると。。。
「こら~!」
私おばはんの怒りは頂点に達します。
「きものはきっちり着てこそ美しい」
オージーさんは許しちゃるけど、日本人ならちゃんと着ようよ~。
ということで、時々留学生向けに「きものクラブ」やら「きものワークショップ」を開いたりして、きものきっちり着ましょう活動を、ささやかながら行っている私です。
前置きが長くなりましたが、
この間、私のきものワークショップに参加してくれた学生達と、現地の学校の先生にきものの着付けをしに行って来ましたよ。その週はこの学校でアジアンウィークなるものが開かれていて、先生達はきものとかインドの民族衣装サリーとかで着飾っていました。
きものや浴衣を着付けてあげると、みなさんとてもうれしそうに
"Thank you!"と言って、全員が全員、拝むように手を合わせてお辞儀してくれました。
この拝む動作も日本人のイメージ??
「だからね、それは~まあ食事の前後とかにはしますけど、挨拶ではね~。。。」(あまりしないよね)とまたお節介おばはんの日本文化訂正が始まる。。。