2014年06月20日(金)
微妙って英語で何?
今日は学生からの素朴の疑問にお答えします。
お題は「微妙って英語で何?」
なんて微妙な質問でしょう(笑)
微妙って色々な場面で日本語では使われますが、そもそも「微妙」ってどういう意味なんでしょうね。
まずは、国語辞典で調べてみることに↓ 大辞泉によると、
「微妙」とは「①趣深く、何ともいなない美しさや味わいがあること
②一言では言い表せないほど細かく、複雑なさま」だそうです!
元々は①のようなポジティブな意味もあったんですね。②の意味が発達して現代語ではネガティブに使われるようになったので しょうか。
趣ある日本的なあいまい表現ってなかなか英語にはないですよね。
特に、最近はよくネガティブな意見や複雑な心境を伝える時に使っていますが、
英語だと自分の意見をはっきり「YES」か「NO」、「好き」か「嫌い」か言いますよね。
例えば・・・
A:この服、どう?似合うかな?
B:う~ん、ちょっと微妙。
英語だと、I am not sure if it suits you.(合っているかどうか分からないわ。)とはっきり言うので、 微妙と同意語って難しいですね。
状況によって違う表現を使うので、微妙って言いたい時は自分の気持ちをはっきり伝えるように意識するといいかもしれません。
では、参考までに「微妙」と言いたい時の英語表現の紹介です。
I am not sure about that./ I am not sure if…. (そう思わない(不確かな気持ちを表す時に使う))
I do not think so.(そう思わない)
I do not know about that.(それは分からない)
I have mixed feelings about…(~という複雑な気持ち)
Maybe(多分)
It is not my taste.(好みじゃない)
Iffy (Ifの形容詞で「疑わしい、不確かな、あやふやな」)*微妙という意味合いに一番近いかも!
Delicate (形容詞で「繊細な、微妙な、精巧な、緻密な」)*ポジティブの意味で使うこともある
Subtle(形容詞で「わずかな、微妙な、微細な」)
まだまだ「微妙」に適した表現がたくさんあるかもしれません。
微妙な答えですみません!My answer is iffy…笑
学生からの素朴な質問、楽しみにしてますよ~。
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