2014年03月28日(金)
Working beeって何?
オーストラリアの家庭では、週末は「Family Day ファミリーデイ」と言って、
家族と一緒に過ごすのが主流です。
うちは娘ができるまでお互い自由に過ごしていたんですが、
娘ができてから変わりました!
家族との時間って大切なんだな、と感じる今日この頃です。
先週末は何も予定がなかったので、
家族でのんび~りお散歩に出かけ、近くの学校を通り過ぎた時のこと。
学校でせかせかと働いているクリーニングの人がいるではありませんか。
「休みでもクリーニングの人は働いてるんだね。」と関心して旦那に話したところ、
旦那に「いや、あれはWorking beeと言うんだよ。」と言われ、この後衝撃の事実を知ることに。
オーストラリアの学校では、掃除当番は学生には与えられず、
保護者が学校のメンテナンスと称して、ボランティアで掃除に来るそうです!!
全ての学校ではないみたいですが、当番制にしているところは多いんですって。
掃除当番に参加したら、メンテナンス費用として税金(Levy)が戻ってくるから、
参加しないわけにはいかない!!そんなおいしい特典がついてくると皆喜んで参加しますよね。
さて、ここでWorking beeについて考えてみました。
意味は働き蜂ってことですが、個人レベルでの働き者というより
保護者による学校の手伝い(特に掃除)という意味で「School Working Bee」を使います。
ちなみに、英語で「彼は働き者です」という時は
He works like a dog. He is a hard worker.
と言います。
学校での掃除当番をする場合は「学校の掃除当番をしている」。
I am volunteering for school working bees.
次回の掃除当番は、来月です。
My next working bee is next month.
というように、名詞として使います。
では、会社では?とちょっと疑問に思って、
隣のスタッフルームにいる英語の先生に聞いてみました!
「会社ではやってないよね~」というのが英語教師の返答。
そうですよね、確かに専門学校や大学、企業、レストランまでもが掃除というと
クリーナーを雇ってますもんね。
保護者に義務付けられてるって、ちょっと納得いかない気がしますが、
よくよく考えてみると学校への貢献にもなるし、他の保護者との交流できて、良い制度なんですね。
ふとしたことから異文化を感じた週末でした。
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