うちの旦那Gに前々からしつこく誘われてたので、仕方なく「イカ釣りセミナー」なるものに行ってみた。平日の夜に、しかも車で1時間もかかる場所までよく行くもんだ。好きですね〜。余裕で家を出たはずなのに妙にあせって運転してるなと思ったら、どうも1番前の特等席を確保したかったG。

入口で$10を支払って会場に入り、晴れて最前列を確保。周りを見ると、いるいる。どこからともなく集合した釣り好きのおっちゃん達。まずは、セミナーの前に腹ごしらえということで、主催者（もちろん釣具屋さん）から振る舞われたソフトドリンクとピザをもらうために列に並ぶ。食事がピザと聞いて行くのを頑なに拒んだ私でしたが、まあまあおいしいピザだったので許します。

 

そして！プログラムの第1部に登場したのは、イカ博士。

パワーポイントを使ってイカの生態とか理科の授業のようで、これは中々勉強になりました。と言うかこの知識どこで使うのって感じですが。釣り人のおっちゃん達も興味津々な様子で、積極的に質問とかしていました。うちの学生さん達の授業も毎回これくらい盛り上がるといいですね〜。イカって1年くらいしか生きないんだそう。

 

続いておっちゃん達お待ちかねの名人登場！

第2部は、この名人を含む3名のフィッシャーマンがステージに登場し、イカ釣りパネルトーク。

イカ釣りパネルトークですよ、あなた。マジっすかって思いますわよね。

何を話すかというと、もちろんただただイカ。軽く2時間はありましたかね〜。

いつがいいとか、どこがいいとか、釣り糸の長さがどうとか、ハリは何とか、ルアー（仕掛け）の形がどうとか色がどうとかこうとか。政治の話でもするように真剣な表情、そして観客おっちゃん達も「うんうん」とうなづきながら、誰も眠らずに聞いています。たまに冷たくなったピザをお替わりするために席を立つ人がいるくらい。

 

で、あーだこーだ話した揚げ句「結論まあ人それぞれ」みたいな。

 

私にとってみれば、釣り好きのおっちゃん達が雑談しているだけにしか聞こえない（失礼！）のでありますが、観客おっちゃん達にとっては宝のような貴重なインフォの数々のようです。

ルアーの色の話が1時間くらい続いたでしょうか。イカは何色を好むかってお話ですが、全然まとまらないので、イカ博士に確認しようって流れになったのです。

 

博士「イカには色は見えません」

 

チ〜ン！

 

「あっ濃淡ぐらいはわかるよ」ってフォローはしてました。

 

「フムフム」名人に群がるおっちゃん達。

 

知ってましたけどね。

この「イカ釣りセミナー」

オージーのレジャーに対する意気込みと言うか、真剣さをマジマジと改めて思い知らされました。この方達、ほんとに楽しいことに真面目、半端ないエネルギーを注ぐんですよね〜うちのGも含め。

 

買ったばかりの釣り竿を手に、名人からまだ目が離せないおっちゃん達。

 

で、そんなことを観察しながら楽しい時間を過ごした私でしたが、今回のセミナーのお土産に購入したのは

 

これ！

 

 

日本式パン粉、しかもなぜかニュージーランド産。

 

普通は日本食専門のお店で買うのですが、ついこの間、Gの母が「Pで始まる特別な日本のパン粉があるらしい」ってタイミングよく欲しがっていたのと、なんかその場の雰囲気でついついつい3袋も買ってしまいました。

 

Gがイカを釣って来たらイカリングでも作るかな。

 

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