2013年05月01日(水)
ブッシュウォーキング
日本ではゴールデンウィーク真っ只中ですね。
海外に出て、初めて日本の祝日の多さを知りました。
オーストラリアでは祝日は本当に少なくて、また州によって祝日になるかどうか違ってて、
カレンダーの祝日のサインを見て喜んでると、小さく横に(NSW)とか書いてあって、
それはシドニーのあるニューサースウェールズ州だけの祝日だったり、なんてザラです。
そんな数少ない休日の中で、さらに希少な全土共通の祝日・アンザックデーを利用して、
オーストラリアにきて、一番オーストラリアらしいことをしました。
ちなみにこのアンザックデーというのは、世界大戦に参戦したオーストラリアのニュージーランドの連合軍の
兵士たちの薫陶を讃え、また亡くなった兵士の冥福を祈る日で、朝早くから各州の慰霊碑にはそれぞれ何万人もの
参列者が集うのです。
ちなみに、人口の一番少ない都市と思われるパースの参加人数は、
一番多い都市・シドニーの3倍くらいだったそうです。
大都市ほど愛国心が薄いのか、外国人が多いからなのか、
そのあたりは謎ですが毎年相当数のオーストラリア人が、
日本の初詣でのごとく、明け方から動き出す日です。
そこで私とダーリンが目指したのは、慰霊碑があるシティではなく、全く逆の山でした。
オーストラリアは森や林のことを、ブッシュと呼びます。
だからハイキングや登山もひっくるめて、”ブッシュウォーキング"。
軽い気持ちで「ブッシュウォーキングに行きたい!」と言ったのがきっかけで、
車を走らせ1時間半も行けば、そびえたつ尾根を見上げていました。
目指すはあの頂上! その名も”大聖堂山”。
というわけで、ジム用のスニーカーでジャンジャンの登っていきました。
途中、道に迷って行き止まりにも遭いながらも、ぴったし2時間後にはあの頂上に登っていました。
それにしても、ブッシュウォーキング。 イメージ的には草むらを歩くだけかと思っていたら、
途中何度かロッククライミング的な経験もしたし、なかなかハードで楽しかったです。
もっともっとこんなオーストラリアっぽいこと楽しみたいなと実感したアンザックデーでした。
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