2012年09月19日(水)
フラワーパワー!
メルボルンの春の風物詩の一つに、
Tesselaar Tulip Festival というチューリップ祭があります。
なんて読むかというと「テッセラー・チューリップ・フェスティバル」。
テッセラーというのは、オランダ人のよくある苗字で、
このチューリップ畑を営むのがテッセラー一族なんですね。
メルボルンから東へ50キロほどのところにあるシルバン(Silvan)という
小さな村で行われるチューリップ祭ですが、
この地域はオランダからの移民がとっても多いのです。
故郷への想いを花にたくしてか、この一帯にはたくさんの花園があって、
ほとんどの住人が園芸業に従事しています。
1954年、いまの代のテッセラーさんのおじいさんおばあさんが、
「花には人を元気にする不思議な力がある。
この花の力をもっとたくさんの人にも知ってもらいたい」
と、自分たちのチューリップ園を一般に公開したのが始まりだそうです。
それから50年以上が経ち、その規模も当初よりかなり大きくなっていきました。
633のバスが停まる停留所のすぐそばに、
今は使われていない当時の手作りのゲートがあります。
当初のチューリップ園の大きさは、そのゲートから入ってすぐのところだけでした。
いまは、その何十倍、いや何百倍のチューリップ畑へと発展しています。
テッセラーのおじいさん、おばあさん、
フラワーパワーをみんなに分けてくれてありがとうございます。
会場に踏み入れた瞬間、みんな大きな笑顔を咲かせていますよ。
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